- 毎朝時間がないのに子どもがゆっくりしていてイライラしてしまう
- 動画視聴やゲームを始めるとやめられなくなってしまう
- ご飯やおやつの時間が来るのを待ちきれない
子育てしていると、子どもとの時間感覚の違いを目の当たりにします。
それゆえにお約束が守れなくて、大人がイライラしてしまうことってありますよね。
わたしは娘がなかなか時間や約束を守ることができず困っていたとき、時間を可視化できるタイムタイマーを知りました。
タイムタイマーを導入してからは、娘と一緒に時間を決めて行動をすることができるようになってきました。
今回は、わが家で大活躍中のタイムタイマーについて、おすすめの使い方や、実際に感じた効果を紹介します。
子どもにも大人にもおすすめです!
タイムタイマーとは
タイムタイマーとは、アメリカで20年以上前に作り出され、現在世界の30カ国以上で販売されているタイマーです。
時間の感覚を養うために子ども向けに開発された商品とのこと。
60分のアナログタイマーで、残り時間が誰でもひと目でわかるようになっています。
タイムタイマーの使い方
タイムタイマーの使い方は、いたってシンプルです。
タイマーの中心にあるつまみを必要な時間分回すだけです。自然とスイッチが入ってカウントを始めます。
裏にはアラーム音の設定ボタンがあります。
アラームをオンにすると、ピピッピピッと短い音が鳴ります。オフにすると時間が来ても無音です。
単3電池1個で動きます。
電池は別売りでした。
よくある単3電池です。
静音なので集中できる
耳を近づけてみると、カチッカチッと時計のはりが動くような音が聞こえました。ただ、音は小さすぎて普通に近くに置いていても全く音は聞こえません。
タイマーを作動していても動いているのか不安になるくらい静かです!
音で気が散らないので集中を妨げません。
タイムタイマーの種類
タイムタイマーにはいろいろな種類があります。どのタイプも基本的な仕組みは同じです。
私が購入したのはMOD(モッド)シリーズです。
大きさは9cm弱で、小さな目覚まし時計くらいのサイズでしょうか。青色を購入しましたが、色も好みで可愛いです。
調べてみると、他にも次のようなタイプがありました。
- ベーシックタイプ(大きさが9cm、19cm、30cmから選べる)
- 上に持ち運びやすいハンドルがついているもの
- 最大時間が違うタイプ(5分、20分、120分)
- 腕時計型
おうちで使用する分にはモッドシリーズが手頃でかわいいのでおすすめです。
机に置くのにちょうど良いです。
タイムタイマーの効果的な活用方法と注意点
タイムタイマーを活用すれば、時間の区切りをわかりやすくすることができます。
わが家では、子どもとのお約束に使っています。
- あと30分で家を出るからそれまで遊ぼう
- おやつの時間まであと20分だよ
- テレビはあと10分で終わりにしようね
子どもと一緒に時間を決めて、タイマーを回しながら一緒に確認しています。
こうすると、あらかじめ心の準備ができるからなのか、すんなり切り替えができるようになりました。
「10分」と口で言っても、まだ時計の読めない子どもにとってはどのくらいの長さなのかわからないんですよね。
タイムタイマーを使い始めてから、子どもと時間の感覚を共有することができるようになったと感じています。
時間を目に見えるようにしてくれます!
タイムタイマーを子どもに使うときに気をつけること
とっても便利なタイマーですが、子どもにタイムタイマーを使用するときは意識しておいた方がいいことがあります。
それは、タイマーを嫌いになるような使い方をしないように気をつけること。
集中して何かに取り組んでいる時や、リラックスをしているときなど、子どもが好きな時間をタイマーで制限してしまうと、そもそもタイマーが嫌いになってしまいます。
アラームが鳴っても守れなかったりしてお互いのストレスになりかねません。
特に使い始めた頃は、お出かけ前やおやつの前など、楽しいことが始まるタイミングで使用するのがおすすめです。
タイムタイマーは大人にも便利
タイムタイマーは大人が使用するのもおすすめです。
タイムタイマーを使うと仕事や勉強の集中力がアップしたり、効率的に物事がこなせるようになります!
わたしは朝子どもが起きてくる前に自分の時間をとっているのですが、本を読んだり好きなことをしていても、時間が気になって集中できないことが多々あります。
そんなときにタイムタイマーをセットして、「タイマーが切れるまでは集中する!」と決めて本を読むようにしています。
アラームはスマホでもかけられますが、どうしてもついでにメールをチェックしたり、他のことをてしまうんですよね。タイムタイマーならつまみをひねるだけなので、その心配もありません。
また、視覚的に残り時間が見えるのは、想像以上にストレスがなく作業に集中できるんです。
子育て中には、こういう時間がけっこう貴重です。
まとめ タイムタイマーで時間の見える化をしよう!
タイムタイマーは、つまみを回して時間を合わせるだけの本当にシンプルなタイマーです。
残り時間が視覚的に見える、たったこれだけのことなのですが、おかげで子どもと時間の感覚を共有できるようになりました。「あと10分ね」の「10分」が伝わることが本当にありがたい!わが家には効果抜群でした。
人によって向き不向きがあると思います。アプリバージョンもあるので気軽に試してみてくださいね。